本日は昨日の日記の続きで。安土城跡に行った次は観音寺城跡へ。その途中には桑實寺というお寺があるんだけど、そこに行くだけでも相当な石段を上がってやっと辿り着く場所で。お寺の中にも入って、戦国時代より前の南北朝時代に建立されたままという中の雰囲気、そこからの眺めが「世捨て人」と呼ばれる人がいるならこういう所に来るんじゃないかって思えるような別世界を感じる所で。本当に静かでただその場の世界観に身を任せていられるような良い時間だったと思う。
そして桑實寺のまだ上にある観音寺城跡へ。ここから先はちゃんとした石段があるというより、山登りという感じ。雪が積もってたのもあって、前に行った人の足跡を目印に行かないと山の中で迷うような状況で。途中で小さな川を飛び越えたり、木をよけながら登ってやっと城跡に到着。雪で隠れてしまってる部分はあったと思うけど、何箇所か石垣があって、すごい規模の山城だったのが感じれたかな。それと安土城跡にあった華やかさというのはあまり感じなくて、その場所全体からどこか過ぎ去った時代の物悲しさを感じて。自分なりにそれも「歴史を辿る」ということなんじゃないかと思ったり。それからしばらくして日が暮れてきたんで下山、安土駅に戻って帰宅へ。
時間が足りなく思えた旅だったけど、それだけ内容の濃い有意義な旅になったんじゃないかなと。写真は観音寺城跡に向かう途中に撮ったもので。そして次は今週末、近場だけど兵庫県たつの市の方へ。これはハーフマラソン参加も兼ねてなんだけど、それはまた明日の日記で音楽活動のお知らせと合わせて書けたらと。
桑實寺へ続く石段。
桑實寺。
観音寺城跡の一部。
桑實寺から眺めた景色。
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